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見せる露出と見える露出

自分が肌見せファッションを着用するとすれば、どの程度、恥ずかしいと感じるのだろうか。「キャミソールファッション」に関しては、全体の49%までが、「とても恥ずかしい」あるいは「恥ずかしい」と答えている。ただ、これは年齢によって大きく異なり、50代では7割を超えるのに対し、18〜24歳では3割にも満たない。「胸元が広く開いた服装」についても、50代の8割に対して、18〜24歳の5割と大きな差が見られる。ただし、このように年齢差は大きいものの、若い層においても羞恥を覚える人たちが一定の割合を占めていることは注目に値する。同じ世代におけるこうした感覚の違いが何に起因するのか、こうした疑問は後々、検討してみたい。さて、この調査ではもう一つ興味深い点が明らかとなった。いわゆる肌見せファッションとは別な露出についての恥ずかしさについてである。たとえば、「座ったり、かがんだときに服の隙間から下着が見える」とか「服の上からショーツのラインが見える」あるいは、「バストトップがブラやアウターにひびく」など意図しない身体や下着の露出をどう感じるかという設問である。これらに関しては、どの世代も共通して6割から9割が「とても恥ずかしい」あるいは「恥ずかしい」と回答した。因子分析という方法を用いて回答パターンを解析してみると、“肌見せファッションへの恥ずかしさ”と、“意図しない露出への恥ずかしさ”とがまったく異質な感性であることも示された。これは、肌見せファッションを恥ずかしいと感じる心のメカニズムと、ふとした露出(露呈)を恥ずかしいと感じる心のメカニズムが異なっていることを示唆している。

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