いままでは娘には父親、男性には母親の付き添いが適当だといわれてきました。でも最近は息子に付き添った母親が過保護の地を出しすぎて、息子への質問を全部引きとってしゃべりまくるというのがよくあるそうです。こんな息子ベッタリの母親が姑さんになるのではとてもかなわないと、女性側は思ってしまうことでしょう。現代の見合いでは、親の付き添いはマイナスのほうが多いようです。いっそのこと、仲人だけで付き添いはなしにしたほうが、若いもの同士の気がねのない出会いになるのではないでしょうか。親がついていったところで昔のように親の評価がものをいうのではなく、最後の判断は当人たちがするのですから。また、形式ばらない見合いであれば、むろ二人だけで会わせるのもよいではありませんか。たとえ見合いであっても、出会いはチャンスです。思い出が重なっていくものです。その日のメニュー(映画を見たり、展覧会に出かけたり、ただお茶を飲むだけでも……)を二人で考えるのもよいではありませんか。そうです、このメニューを考えること自体が、よい意味での見合い、おたがいを見ることになっていますもの。結果は、周囲が思いわずらうほどのことでもなく、むしろ、近ごろの若者のことです、具合が悪ければ悪い、よければよいと、はっきりしていて、反応は思いのほか早いかもしれません。